おむすびとおにぎり






地震があってから、

炊き立てのごはんをすぐにおにぎりにする習慣になりました。

中には具を入れず、塩だけのシンプルなもの。

おにぎりを作っていて、ふと以前読んだ本の一節を思い出しました。

それはおむすびとおにぎりの違い。

おむすびは「むすぶ」という言葉に神様という意味があり、

神様を山に見立てて三角の形なのだとか。

一方でおにぎりは文字通り力強く握る、

あるいは「鬼を切る」という魔よけの意味もあるのだそうで、

炊いたご飯を手で形作るだけの料理に、

そんな深い意味がこめられていることに驚きつつも、

ただお腹を満たすだけでなく、

私達の精神も高めてくれるこの料理に改めて感謝しなくてはと、

しみじみ思ったのでした。

まさに日本人のソウルフードですね。

さあ、明日もおにぎりを握って、

震災という鬼を切らなくっちゃ。  


Posted by ふぉるな at 2011年03月21日20:17うちごはん
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ふぉるな
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自宅でマイペースの料理教室開催中。
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