母の刺繍
実家で亡父の遺品を整理していたら、
ハンカチの山の中から、こんなものが

「たいいく」って書いてあるので、
どうも私の教科書カバーらしい

簡単なクロスステッチですが、
「たいいく」があるということは、「こくご」も「さんすう」もあったはず

まぎれもなく40年以上はたっているこれ、ちょっとびっくりですが、
多分母は小学生の私のために作ってくれていたのでしょう

お恥ずかしいですが、まったく記憶になかった私

あのころ母は父の仕事を支え、祖父の看病と祖母の世話で、
本当に忙しかったはず。
そんな中でも子供のために教科書カバーを作ってくれていたことに、
ちょっと感動した帰省中の出来事でした

母の刺繍は、ピアノカバーという大作があり、
郡山に持ってきているのですが、
しまいこみすぎて最近見つけられない私

なんとも情けない娘で、
困ったもんだー
