☆桜の季節に☆
この季節ならではのお菓子が作りたくて、
桜餡で羊羹を作りました

花見団子ならぬ花見羊羹


桜の型で抜いて、大好きな村田森さんの白磁四方皿に載せて。
桜の語源は花びらの「先」が割れているところから、
「先」→「さく」と訛って変化したのではといわれているそうですが、
柔らかな花びらの先端までも愛し続ける私達日本人の感性に、
改めて感心せずにいられません。

桜の季節は出会いと別れの季節でもあります。
大好きな年下の友人が故郷へと帰られるので、
ささやかですが、送別会をかねてごはんを食べに行きました

京都仕込みの美味しいお店でオーダーした、
汲み上げ湯葉とうに。
いつも輝く笑顔で明るい気持ちにさせてくれる、
向日葵のような彼女とのしばしのお別れに、
しんみりするのを打ち消すように、
繊細で美味しいお料理に舌鼓を打ったのでした。
離れてもまた会える、お互いに誓い合ってお店を後にしましたが、
絆という言葉を今年ほど考えさせられた春はないかもしれません。